更年期は汗をかく。

更年期は汗をかく。
個人差は当然あるだろうが、私の場合、顔汗が半端ない。
といっても、外出時はさほど汗ばむこともないし、自宅でも同様。
では何処で汗をかくかといえば、現在の派遣先である。
節電の為、冷房は控え目。
冷房の効き過ぎで身体が冷えない点は非常に有難い(私の頭上に「吹き出し口」がある)が、その代わり顔に汗をかく。
これでは本末転倒である。
とはいえ、派遣の身では文句は言えまい。
いや、社員ですら文句は言えないだろう。
そんな訳で、最近の私は団扇が手放せない。
通常なら身体全体に汗をかく筈だが、何しろ更年期である。
私の汗は専ら顔に集中している。
ハンカチで抑えたところで、噴き出す汗をどうすることも出来ない。
必然的に、ファンデーションも薄付きになる。
以前はリキッドタイプを好んで使っていたが、昨年辺りより「真夏はパウダーに限る」と悟り、フェイスブラシでファンデーションを乗せるだけ。
カバー力は数段落ちるが、それでも汗で化粧が崩れるよりは遥かにマシだ。
おっと、そういう話ではなかった。
とにかく更年期は汗をかくのだ。
そういえば、私の母親も異常な暑がりだった時期がある。
もしかしたら今でもそうかも知れないが、真冬ですら暑がっていた。
当時は「単なる暑がり」と思っていたが、今にして思えば更年期特有の症状だったのだ。
そして私も、若い頃から比べると異常に暑がりだ。
許されるものなら四六時中Tシャツ姿で過ごしたいし、ストッキングも穿きたくない。
いつしか伸びてしまった髪は一つにまとめ、出来るだけ首に触れないように工夫していた。
正直、こんな状態が今後も続くと思うと憂鬱になるが、反面、この程度で済むならありがたいと思える自分もいる。
年齢的にはまだ先のことに思えるが、やがて嘘のように楽になれる時が訪れるのだろう。
それにしても、夏は辛い。
せめて冷夏になって欲しい、と心の底から願う。