洗顔と、自己満足と。(或いは、在庫処分される洗顔フォーム)

スーパーの片隅で、naiveの洗顔フォームを見つけた。
かつて愛用していた、濃密泡の洗顔フォームだ。
在庫処分の為の安売りだったようだが、悲しいかな、殆ど売れていなかった。
そりゃそうだ。
1年以上も前からこのスーパーでは扱っていない商品なのだから。
今更安売りされても、買う人は少ないだろう。
とはいえ、かつては大好きな人がイメージキャラクターを務めていた製品である。
ちょっと気になって、webサイトを調べてみる。
どうやらブランドそのものをリニューアルしたようだ。
それが意味するものを考えた時、正直複雑な気持ちになった。

ところで、最近の私は石鹸を使っている。
何だかんだで未使用の石鹸(洗顔用)が増えてしまったことが原因だが、思いの他肌の調子がいいのでそのまま継続している。
勿論、泡立てネットでの泡立ては欠かせない。
そうすることで手入れが楽しくなり、「今日も悪くないね」と思わずにんまりしている。
そう、自己満足だ。
他人からすれば馬鹿らしいことでも、私にとっては大切な儀式。
事実、洗顔をする度気持ちは上向きになるし、心なしか背筋も伸びる。
一時更年期鬱(もどき)に悩まされたことを思えば、些細なことで元気になれる自分が愛おしい。
そういえばいつからだろう、某化粧品の美容部員に「綺麗な肌をしていますね」とおだてられると気持ちが高揚するようになったのは。
以前は見え透いたセールストークと毛嫌いしていたのだが、敢えて真に受けることで自分自身が気持ちよくなることに気付いたのだ。
恐らく年齢を重ねたことが影響しているのだろう。
そう考えると、加齢も悪くない。

さて、問題の洗顔フォーム。
実は買うべきか否かで悩んでいたが、こうして文章を打ち込むうちに答えが見えてきた。
「私には、不要です」

それが答えだ。