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限りなくブラックに近いブルー。

基本、月曜日更新。

ありふれた名前だからこそ。

自分の名前が嫌いだった。
理由は平凡だから。
最近ではそうでもないだろうが、一昔前ならクラスに一人は存在するような名前だった。
おまけに苗字までありふれていたから、同姓同名に合わなかったことが不思議な位だ。
(実は、私の名前を旧姓で検索すると、同姓同名の有名人が出てくる)
そんな名前だったが、単純なことが切っ掛けで「平凡も悪くない」と思えるようになった。
それはあるラジオ番組での話。
恐らく私と同じ名前(音の響きが一緒の意)なのだろう、ラジオネーム・◯◯りんと名乗ったリスナーの投書が読まれたのだ。
その内容は失念したが、最後にパーソナリティーが発した言葉は忘れられない。

「◯◯りん、ありがとう」

ただそれだけのことだが、私のテンションはMAXに。
というのも、そのパーソナリティーは私の憧れの人だったから。
あの時は本当に幸せだったな。
以来、私は自分の名前に誇りを持っているし、ありふれた名前だからこそ良いこともあるのだと思っている。
因みに、戸籍上の文字には癖があって、官公庁以外ではまず印字されない。
そういう意味ではありふれていないか。