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限りなくブラックに近いブルー。

基本、月曜日更新。

日本のお札は強い。

ポケットの中に小銭を入れたままで洗濯してしまう話はよく聞く。
大抵の場合は洗い終わった段階で、洗濯槽に残った小銭に気付き、内心「ラッキー♪」と思うのだ。
ところが、お札となれば話は別。
何しろ相手は紙切れ、洗った段階は言うまでもなく、いざ干す段階になってもその存在には気付かない。
というか、紙切れがあること自体気付いていない。
で、普通に干す。
乾いたら、下ろす。
その後洗濯物を畳む訳だが、この時ポケットの中に異質なものが入っていることに私は気付いた。
どうやら紙切れらしい。
自分のミスとはいえ、流石に凹む。
水に溶けた紙切れがどういう状態になるか、想像しただけでも寒気がしてくる。
面倒なことになったなぁ…と思いつつも、ポケットに手を入れてみる。
おや、紙切れは完全に乾いている。
しかもお札だ。
金額こそ微々たるものだが、それでもお金であることには変わりがない訳で。
思いがけずに入った臨時収入に一瞬小躍りする私。
尤も、乾いたお札の状態はといえば何とも使い勝手の悪い状態。
確実に自販機等で嫌われる状態だ。
出来るモノならアイロンで伸ばしてやりたい。
銀行のATMで入金することも考えたが、やはりトラブルの原因となりかねない状態。
ここは一つ、何かを購入するしかない。
不思議なもので、こういう時に限って使う予定がない。
日々の買い物にもカードを使うことが多いし、雑誌等は欲しいモノが見つからないし。
そんな訳で、しわしわのお札は財布の中で眠っている。
紙幣の底力を見せつけられたようで、このまま使わない方が自分の為かも?とさえ思い始めている。